僕は2007年から2018年までネットワークエンジニアとして働いておりまして、3つの資格を持ってます。

1.基本情報技術者
2.工事担任者(AI・DD総合種)
3.電気通信主任技術者(伝送交換)

他のネットワークエンジニアも同じようなことを言っているように思うのですが、僕も
「ネットワークエンジニアに資格は必要ではない」
と思ってます。

別に資格がなくても、知識を増やすことは可能ですからね。

 

ただし、就職活動や転職活動では持っておくべきだと思ってます。

なぜなら、対人アピールに一番使えるからです。

就職や転職で、AさんとBさんが面接などの試験で同じような印象だった場合、Aさんが資格持っていたらAさんを選ぶでしょう。

「Aさんは資格を持っているから落とそう」なんて思う人事担当者なんていないです。

 

就職した後に、その会社に骨を埋めるつもりで働くのであれば、わざわざ資格を取得する必要はないと思ってます。

ただ、社員が資格を取得することで、会社は、別の会社や就職/転職活動者へアピールできるため、社員に資格取得を推奨したり、祝い金を支払う仕組みを導入していることがあります。

僕の前職の会社もそうでした。

そういう場合の小遣い稼ぎに資格を取る人が多かったです。

 

11年勤続のネットワークエンジニアとしてのそれぞれの資格の印象を、僕なりに解説してみたいと思います。

就職活動や転職活動に有益な情報になれば幸いです。

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ネットワークエンジニアの資格

1.僕が保有している資格

1-1.基本情報技術者

 

資格内容については、情報処理推進機構のサイトをみてみてください。

僕は、大学生のときに取得し、就職活動のエントリーシートに記載しました。

 

基本情報技術者の資格は、ネットワークエンジニアだけではなくプログラマーなど、IT企業に就職するのであれば持っておくほうが良いと思います。

それほど難しい試験ではないです。

むしろ、この試験の範囲の知識くらいは、入社前に持っておいてほしいなぁと僕は思います。

 

ほとんどの企業が、「未経験で知識がなくても大丈夫です!」というと思います。

これは正しくて、どうせ入社後に勉強してもらうし、会社なりの教育をすることになりますので、未経験でも問題ないです。

ただ、知識があって不都合であることはありません。

また、会社で実施する教育についてこれない人がいた場合は、会社としては損失です。

 

入社後(転職者含む)、どうしても戦力にならず、いろいろな部署にたらい回しにされている人も結構いました。

会社としては1度採用した人材は、基本的には辞めさせられないからです。
(組合がある会社は特にその傾向が強い)

そうなると、その人が活躍できる仕事を探すため、いろいろな部署に回されるのですが、その部署でもダメだと判断されるとクルクル回ってしまいます。

こんな社員にはなりたくないですよね?

 

ネットワークエンジニアだけでなく、IT企業のエンジニアは、一生勉強し続けないといけないと思ってます。

日進月歩、技術が進歩しているので、それに追いついていく必要があるからです。

そういった意味で、知識は必要です。

 

もし、基本情報技術者レベルの勉強がうまくついていけず、「面白くないなぁ」と思ったら、IT企業以外の会社を選択するのも悪くないと思います。

自分を試す意味で受験してみてはいかがでしょうか。

 

参考書を1冊読んで、過去問を1冊解けば合格できると思います。

何冊も買う必要はないですので、2冊だけ買って、それを繰り返しましょう。

参考書はなんでも書いている分厚い本より、読みやすいものでいいと思います。

 



 



 



 

1-2.工事担任者(AI・DD総合種)

 

資格内容については、日本データ通信協会のサイトをみてみてください。

この資格は、入社して7年目に取得しました。
(正確には、DD第一種を入社3年目に取得して、その後、AI・DD総合種を取得)

 

あまり聞いたことがない資格かもしれませんが、ネットワークエンジニアの中でも、現場寄りの資格です。

実際にネットワーク機器を設置したり、ケーブルを配線するような現場作業寄りです。

 

僕はそのような仕事ではなく、現場にあまり行かず、リモートで遠隔地からネットワーク機器を操作するような仕事でした。

この資格を取得したのは、会社から祝い金が出たからです。

数万円の一時金でしたので、小遣い稼ぎですね。

仕事では一切使ってないです。

 

工事現場に近い会社、〇〇工事会社のような会社では求められる資格だと思われます。

そういう会社に就職/転職される方は、ぜひ取得しておくべきだと思います。

 

この資格も、参考書と過去問で大丈夫です。

現場の知識など必要ありません。

 



 



 

1-3.電気通信主任技術者(伝送交換)

 

資格内容については、日本データ通信協会のサイトをみてみてください。

この資格は、入社して6年目に取得しました。

 

こちらの資格も現場よりの資格です。

取得した理由も工事担任者と同じで、会社から祝い金が出たからです。
数十万円でしたので、小遣いというより賞与(ボーナス)レベルでした!

 

工事担任者の資格よりも難しい印象ですので、就職/転職活動のエントリーシートに記載があれば「おっ!」って思いますね。

ただ、ネットワークエンジニアの中でも現場寄りの工事会社での話となります。

 

資格はなかなか難しかったです。

そもそも良い参考書がないからです。

僕は、この資格用の参考書は使わず、ネットワークスペシャリスト試験の参考書で知識を増やし、この資格用の過去問だけ使いました。

とにかく過去問を繰り返しましょう。

それが一番良かったと思ってます。

 



 

2.僕が挑戦した資格(未取得)

2-1.応用情報技術者

 

ここからは僕は取得していませんので、印象だけお話しします。

資格内容については、情報処理推進機構のサイトをみてみてください。

 

応用情報技術者は、基本情報技術者よりもさらに知識を持っていることをアピールするためにはぜひ取っておくべきです。

基本情報技術者はほとんどの就職活動/転職活動者がエントリーシートに記載していることでしょうから、その上の、応用情報技術者を記載できるとアピールになります。

 

ただ、ネットワークエンジニアとしてはどうなんでしょう?

どちらかというとプログラマー向けの資格に思います。

それもあり、ネットワークエンジニアの僕としては、資格を取得する意欲が湧かず、また、試験内容に面白みが出ず(ネットワークエンジニアとしては出てこないような知識)、勉強が続けられませんでした。

この資格は、十数万円の祝い金が会社から出るため、小遣い稼ぎに取得したかったのですが、ダメでしたね。

 

僕としては、学生時代に取得しておくべきかなぁという印象です。

「IT業界に就職するぞ!」と思い立ったら、基本情報技術者と応用情報技術者を取得しておけば、基礎知識がつくと思います。

 



 



 



 

2-2.ネットワークスペシャリスト

 

資格内容については、情報処理推進機構のサイトをみてみてください。

 

この資格は、ネットワークエンジニアとしては持っておいたほうがいいと思います。

僕は取得できませんでしたが、この資格だけは、「ネットワークエンジニアに資格は必要ない」と思っていても欲しかったです。

 

もし就職活動者や転職活動者が持っていたら、僕は採用することに抵抗はないです。

ネットワークエンジニアとして、基礎的な広い知識を持っている人材なんだという安心感が出ますね。

もし勉強する時間に余裕があるなら、就職活動用に取得しておくべきです。

かなりのアピールができます!

 

ちなみにこちらも十数万円の祝い金が出ました。

 

ネットワークエンジニアとして知識持ってますアピールのため、頑張って合格しましょう!
(僕は持ってませんから偉そうに言えないですけどね笑)

 



 



 



 

2-3.情報処理安全確保支援士

 

資格内容については、情報処理推進機構のサイトをみてみてください。

 

こちらの資格も、ネットワークエンジニアのセキュリティ担当としては取得しておくべきです。

というより、ネットワークエンジニアとしてセキュリティの知識は必要です。

当たり前の知識として持っておくべきですし、セキュリティ関係の情報アップデートには敏感になっておくべきです。

 

この資格、つまり、セキュリティの知識はIT企業だけでなく、一般企業のITエンジニア募集でも非常に役に立つと思います。

セキュリティを考えない会社はもはや存在しないですからね。

 

他の就職活動者/転職活動者と比べて、ひとつ頭を出すためにはぜひ取得したい資格です。

 



 



2-4.CCNA, CCNP, CCIE

 

資格内容については、Ciscoメーカーのサイトをみてみてください。

 

ネットワークエンジニアとして、ネットワーク機器に設定をしたり、トラブル対応することは避けられません。

ネットワーク機器で有名なメーカーの1つが、Cisco(シスコ)です。

このメーカーのネットワーク機器に会わないことはないでしょう。

ネットワークエンジニアとして生きていくなら、絶対に遭遇すると思います。

 

そのネットワーク機器の設定やトラブル対応の資格がCCNA、CCNP、CCIEです。
(CCIEが最高峰の資格です)

 

CCNAを取得した就職活動/転職活動者は、合格する確率が大幅にアップするでしょうね。

僕なら採用します。

会社で教育する必要がなくなるし、ネットワークの知識に抵抗なく学習できる人材だと判断できるからです。

ネットワーク関係の知識だけでなく、ネットワーク機器を操作する実践的な知識もあることをアピールできます。
(即戦力になりそうだという期待を持てます)

 

もしCCIEを取得していたら、即採用します!

CCIEはそれだけすごい!
(CCNAとCCNPとは別格です)

ネットワークエンジニアとして憧れの資格です。

 

別にCCIEの資格がなくても、優秀なエンジニアはたくさんいます。

ただ、僕が「この人優秀なエンジニアだなぁ」と思った人は、CCIEを持っていました。

CCIEを持っている人は、例外なく、全員優秀なエンジニアでした。
あくまでも僕の印象ですが、それだけ難しい資格なのです。

まず、この資格は、全部英語です。
また、ペーパー試験だけでなく、実際にネットワーク機器を操作するラボ試験があります。
これも英語。

つまり、英語のマニュアルや本を読める人でないと合格はムリです。

 

ちなみに受験料は25万円近くします。

ですので、就職活動の学生は厳しいでしょうね。

取得する必要はないです。

 

むしろ、ネットワークエンジニアになってから、「もっと年収が高い会社に転職したい」と思ったときに取得するのがいいのかなと思います。

僕の会社ではこの最高峰のCCIEの資格、祝い金はありませんでした。

会社としてそれほど評価が高い資格ではありませんでした。

国家資格ではないことが要因かと思います。

ただ、ネットワークエンジニアの僕としては、この資格こそ、対外アピールできる最高峰の資格だと思ってます。

 



 



 



 

まとめ

 

元ネットワークエンジニアとして、資格について語ってみました。

 

ところどころ書いてますが、資格を取得すると、会社からお小遣いをもらえることがあります。

取得していたらもらえません。

そういう意味では、入社してから資格取るほうが、お金を得る回数が増えます。

でも、就職できないと意味ないですけどね。

 

ということで、ネットワークエンジニアとして就職活動/転職活動するために、資格を取得するよう頑張って勉強して挑戦。
もし不合格だったら、面接にかけましょう!
「入社後に、小遣い稼ぎで取得すればいいや」ということで気持ちを切り替えるべきです!

 

資格はとにかくアピールできます

第三者(資格の実施機関)が、証明してくれるわけですからね。

 

ぜひ取得してみてください。
(基本情報技術者と応用情報技術者と、もし余裕があればネットワークスペシャリストをオススメします)

ガンバってください!

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