ネットワークエンジニアの仕事内容について、以下の記事で書いてみました。

 

就職活動や転職活動の面接では、自分のアピールポイントを話す場となりますよね。

そのアピール内容が、企業側の求めるネットワークエンジニア像に近ければ、合格する可能性が高くなると思います。

そのため、面接の手助けができるよう、僕なりに、求められるネットワークエンジニア像(スキル)を書いてみます。

就職活動や転職活動に、少しでも役に立てれば幸いです。

 

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ネットワークエンジニアの工事・運用業務

1.工事・運用業務はこんな業務

1-1.ネットワーク構成を実際に組む作業(工事)

 

別記事で記載したとおり、新しいサービスを開始する場合、計画部門がネットワーク構成案を検討します。

 

そのネットワーク構成案を実現させるのが、工事部門の役割となります。

ネットワーク構成案の予算やネットワーク機器がある程度決まっているので、それに基づいて、実際に工事を行います。

「工事」とは、ネットワーク機器を購入して、設定を入れて、使えるようにすることです。

 

ネットワーク機器は基本的に、どこかの販売業者から購入することになります。

ただ、ネットワーク構成を組む作業は以下の2つの場合があります。

 

1.自社の社員が組む
2.他社に業務を委託して、その会社の人が組む

 

「自社以外の人が工事をすることなんてあるの?」と思われるかもしれませんが、ほとんどがこの業務委託になります。

こういったネットワークを組むことを専門にしている会社がありますので、そういったプロ集団にお金を払ってお願いするわけです。

 

自社にもエンジニアがいますが、自社のエンジニアは基本的にはサービスを提供するために存在しています。

「工事」はその中の一部です。

他にもやることがたくさんあるわけです。

そのため、「工事」を専門に実施している会社のエンジニアが作業を行う方が、そのネットワーク構成を組むのが早かったり正確だったり間違いが少なかったりします。

 

そのような理由で、業務を外部に委託することは珍しいことではありません。

 

ただ、業務を委託すれば何もしなくていいというわけではありません

委託された業者は、具体的なサービス内容をわかっていないこともありますので、それを詳しく説明して、それに合ったネットワークを組んでもらうように調整しないといけません。

 

他にも、実現できる方法が2つ合った場合、それぞれメリットとデメリットがあることがあります。

「どちらの方法にしますか?」
というように、最終的にどういう方法を採用するのかは、業務を委託した側の自社で決定する必要があります。

 

このように、新しいサービスを提供するにあたり、実際にネットワーク構成を組んでいくのが、仕事となります。

 

1-2.実際作ったネットワークを活用していく作業(運用)

 

サービスを提供できるネットワークが構築できたら、サービス開始です。

サービス開始となると、お客さまがどんどん増えていくことになりますが、ネットワーク機器に設定を入れないとサービスを提供できません。

そういった、お客さまがサービスを受けるための設定を行うことを運用業務といいます。
(開通作業とか、会社によって色々呼び方は変わると思います)

ちなみに、お客さまが解約されたら設定削除を行うこともあります。

 

2.工事・運用業務で求められる能力(スキル)

2-1.より深い技術力

 

計画業務の担当は、どちらかというと、広く浅い知識が必要です。

ネットワーク機器の細かい設定内容を把握しておく必要はありませんが、どういう機能があり、設定をすることでどのような動作をするのかを把握しておく必要があります。

そういった機能を知っていることで、サービス実現に利用できるか判断できるからです。
(ただし、サービスを実現できるか、事前に検証/テストを行うこともありますが、そういった場合はネットワークを作る必要があるので、細かいネットワーク設定内容を知っておくことも求められます)

 

工事・運用業務の担当は、実際にネットワーク機器に設定をすることになります。

そのサービスを実現するために不必要な設定を覚えておく必要はありませんが、必要な設定については詳しく知っておかないといけないです。

そのため、狭く深い知識(技術力)が必要になると考えます。

 

ネットワーク機器の設定(コンフィグっていいます)をキーボードで打ち込んで、実際に動かすようなことが好きな人が向いてますね。

プログラミングのようなことが苦手な人はちょっとキツイかもしれません。

 

外部に業務を委託していればネットワーク機器の設定をキーボードで打つことはほとんどありませんが、自分たちでネットワークを組むのであれば、かなりの技術力を要求されます。

 

大学や専門学校では、そのようなネットワーク機器への設定の授業はないかもしません。

また、基本情報技術者試験やネットワークスペシャリストの試験では、出てこないです。

CCNAというCisco(シスコ)というメーカーの資格試験では、そのようなネットワーク設定の試験になりますので、この資格を持っていると、
即戦力になりそうだな!
と思われるでしょう。

 

2-2.間違えない能力(スキル)

 

サービスを運用していて、サービスを止めてしまい、お客さまに迷惑をかけることがありますが、原因は大きく3つに分けられると思ってます。

 

1.ネットワーク機器への設定を間違えてしまった(人為的ミス)
2.ネットワーク機器が壊れた
3.ネットワーク機器が外部の攻撃を受けた

 

例えば、パソコンやスマートフォンで、ゲームやインターネットをしていて止まってしまい、サービスプロバイダーや携帯会社から、上記の3つのどれかが原因だったと聞いてどれが一番腹が立ちますか?

1番ではないでしょうか?

 

2番、3番でも、「対策しておけよ!」というお怒りも納得です。

ただ、1番目の人為的ミスが一番防ぎやすそうだし、怠慢(たいまん)のように思われても仕方がないでしょう。

 

この人為的ミスは、なかなかなくならないのが現状です。

車の運転で、「ついうっかり」という事故が多いですが、この「ついうっかり」と同じです。

「人間だから」という言い訳になりますが、ミスが起こってしまいます。

 

僕は比較的人為的ミスを起こしにくいタイプの人間だと思ってます。

こういった工事を行う際は、手順書やマニュアルを準備して、先輩や上司に確認して作業することが多いのですが、そういった手順書で間違いがないと褒められてました。

なぜそうだったのかは簡単です。

僕は結構見直しをするタイプだからです。

学校のテストとかでも、時間が余ったら見直しをするタイプです。

こういうタイプの人の方が向いていると思います。

 

正確性よりスピードを重視する人は、工事業務より計画業務の方がいいでしょう。

計画はできるだけ遅れないようにしないと、工事が遅れてしまいサービス開始も遅れてしまいます。

ですので、早さが求められるのです。

 

工事業務は逆で、スピードより正確性を求めるべきです。

 

人はそれぞれ得意不得意があるので、自分の性格を見た上でよく考えて、業務を選択するべきだと思ってます。

お客さまに影響があったら、サービスに対する評判がドンドン落ちていきますからね。

 

まとめ

 

ネットワークエンジニアの工事・運用業務に求められる能力(スキル)について、なんとなくわかりましたでしょうか?

もし、募集要項に工事・運用業務のようなことが書かれていたら、この記事を参考にして、面接に挑んでいただくことができれば幸いです。

 

僕は工事・運用業務をあまり経験してません。

社会人1年目〜6年目で少しやった程度です。

 

工事・運用業務は、ネットワーク機器の設定を一番実施する業務ですので、ネットワークエンジニアとして、イメージしやすい業務だと思います。

パソコンとネットワーク機器を接続して、キーボードを叩いて設定していきます。

 

「現場作業がいい!」というエンジニアの中には、管理職にならずに、技術職を求め続け、こういった工事をし続けるという人もいました。

ただ、僕の経験上(狭い範囲ですが)、現場作業員よりも管理職などの方が、給料は高くなります。

日本だと、技術者の給料は高くないのが現状のような気がしますが、どうなんだろう‥。

 

求人内容をよく読んで、工事業務の現場作業を求められていれば、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

頑張ってください!

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